ED治療薬

ED治療薬とは男性の性機能障害の一種です。それを改善するためにED治療薬も多数開発されています。

ED治療薬

ED治療薬の有効性は、80%以上のED男性の悩みを解決しています。この数字には、重度の疾患がある方も含まれておりますので、健康な方での有効率は、より高く95%以上になるのではないかと推測されます。当院でも、60歳の方が、『勃起力は中学2年生の時に戻ったようだ!』と表現される方もいらっしゃるほどです。薬をただ飲めばいいというものではなく、服用タイミングが非常に重要となります。 ED 治療薬は完全な空腹時に服用しなければ、その効き目は一気に下がってしまいますので、注意が必要です。

ED治療薬の安全性は心臓に負担かけるから危ない』『麻薬と同じで一回飲んだら飲まないといられなくなっちゃう』『飲んだら1日勃起しっぱなし』などとインターネットで一部言っている人がいますが、まったく根拠がありません。

ED治療薬は、体の血流を良くして、性器に血液が集まりやすくするだけのお薬です。麻薬みたいに、脳に働くお薬ではないので、薬を飲まないといられなくなるなどの身体的依存性はありません。

また薬が効いている間も、性的刺激がなければ普段通りです。でも、薬が効いている間に性的刺激があると、効果が発揮されて、あなたもパートナーもびっくりするほどの効果です。血流がよくなると、心臓に負担がかかると思う人もいるかもしれませんが、ED 治療薬を服用して普通の性行為をすることは、階段で1階~3階まで早歩きで上がるのと同じ位の心臓への負荷なので、普段通勤などで満員電車に乗っているなどしている方では、問題ないでしょう。

心臓に持病があるなど、なにか心配なことがある人は、問診の時に当院医師に確認してみてください。

ED治療薬の種類は日本で認可されている薬の主成分が、 シルデナフィルクエン酸塩(バイアグラ)、バルデナフィル塩酸塩(レビトラ)、タダラフィル(シアリス)の3種類です。

1998年にアメリカのファイザー社から発売され、日本では1999年にED治療薬として正式に認可された最も歴史のあるのがバイアグラです。世界中で広く使用されているもので、レビトラ、シアリスと次々に新しい薬が開発され発売されてきましたが、認知度、利用者数ともにまだまだ不動の人気を誇っています。

そして、ついに日本国内にて2014年にバイアグラの特許が切れて各製薬会社から厚労省お墨付きのバイアグラジェネリックが登場しました。

いずれも有効性は高く、重篤な副作用もないことが分かっています。ただし、狭心症や心筋梗塞の治療などで硝酸薬やNO供与薬を使用している場合は、服用出来ないこともありますので、常用薬がある場合や既往歴は必ず医師に申告し、問題ないか確認してもらいましょう。

生活でEDに改善

生活でEDに改善すること

EDや不眠、耳鳴り、頭痛が酵素を大事にする生活で劇的に改善した


生活でEDに改善

田代さんは、大手マスコミに勤め、約1年前にある部署の責任者に昇進しました。すべてを自分でチェックしないと気がすまない性格もあり、昇進とともに休みもほとんど取れなくなりました。そればかりか、月に何日かは会社に泊まり込んで、徹夜で仕事をするようになっていたそうです。

そんな生活を続けたせいか、最近、耳鳴りや頭痛がひどく、イライラすることも多くなり、汗をやたらとかくようになりました。また、集中力が低下して仕事でミスをすることも増えたということです。精神的にも不安定になり、布団に入っても眠れないことか多くなりました。

田代さんの訴えには、EDは含まれていません。しかし、朝立ちの有無や、EDの症状について訊ねてみたところ、「そういえば、最近、朝立ちをした覚えはないですね……。セックスの途中でだめになることもあったけれど、疲れのせいだと思っていました」とのこと。

田代さんの症状は、男性更年期障害であるLOH症候群の典型です。主な原因は男性ホルモンの滅少であり、加齢に加えて、不規則な生活とストレスが影響しています。

このような場合、酵素医療によって代謝酵素を活性化させることで、男性ホルモンの産生を高めると、症状が改善します。

私はそのことを田代さんに伝えて、奥さんにもいっしょに来院していただき、以下のような指導をしました。

生活でEDに改善

①朝食は、生野菜と果物、梅干しにする。または「酵素ジユ-ス」と梅干しにする。

②昼食はなるべく奥さんの手作り弁当にする。おかずにはゴボウやニンシンなどの根菜類を入れる。生野菜サラダは必ずつけ、ドレツシングはエゴマ油や亜麻仁油をベースとした手作りのものにする。外食する場合には、おろしそばやとろろそばをなるぺく選択する。

③夕食はなるべく自宅で摂る。雑穀を加えたご飯とたっぶりの生野菜サラダに漬物、納豆に加え、おかずは1~2品とする。

④動物性たんぱく質を摂る場合には、マグロやカツォなどの魚、牛や烏のレバーを少量にする。

また、朝、太陽の光を浴びながら、週に3回は30分程度のウォーキングをすること。可能な限り、仕事を朝型にシフトすること。部下に任せられる仕事は任せて、徹夜は避け、1週間に1~2日は仕事を休むこと。ストレス解消の時間を持つことなどをアドバイスしました。

田代さんの場合、自律神経のバランスが大きく崩れ、そのためさまざまの不定愁訴が生じていることは明らかでした。

朝、太陽の光を浴びながら、週に3回はウォーキングをするといった規則正しい生活をすれば、いわゆるリラックスホルモンであるセロトニンの生成が促されます。セロトニンは、自律神経のバランスを調整し、精神を安定させるのに役立ちます。朝、陽の光を浴びると、体内時計のスイッチが入り、夜になると、睡眠を促すメラトニンが正しく分泌されるようになり、不眠も解消できます。

睡眠不足は酵素とホルモンの産生を妨げますから、不眠を解消することも、男性更年期障害の改善のため、酵素食と並んで、重要な治療ァプローチです。

田代さんは、3力月程度で寝つきもよくなり、精神的にも安定しました。まもなく、耳鳴りやめまい、大量の発汗などがなくなりました。

そうした心身の回復に伴って、男性機能もご本人が驚くほどの回復を見せ、奥さんとのセックスが前よりも楽しくなったそうです。

意欲や判断力も高まり、仕事の段取りもよくなり、「おかげで休みが上手にとれるようになりましたね」とうれしそうに報告してくれました。

勃起不全

勃起不全はどんな病気か?

勃起不全

勃起不全は男性性機能障害の一種です。勃起障害(ED)とは、性交を行うのに十分な勃起を達成または持続できないことです。

陰茎の勃起の発現あるいは維持ができないため、満足に性交の行えない状態をいいます。また、日本性機能学会の定義によれば、通常性交のチャンスの75%以上で性交が行えない状態[]とされます。

1998年に男性を対象として行われた調査によると、成人男性の4人に1人が“勃起が十分でなく、時々性交ができない”中等度ED、もしくは、“勃起しないため常に性交ができない”完全EDです。“たまにできない”軽度EDを含めると、EDと診断される人はさらに増え、外来患者さんでの調査ですが、成人男性のなんと53%にものぼります。

正常な性機能は、心と体の両方が関与する複雑な反応です。神経系、循環系、内分泌系のすべてが心と相互作用して、性的反応を起こします。これらのシステム間の繊細でバランスの取れた相互作用が、男性の性的反応を制御します。

どんな男性でもときに勃起に至らない問題を抱えることがあり、そのような問題の発生は正常なことと考えられています。勃起不全は男性が次のような場合に起こります。

一切勃起できない
短い間勃起するが性交には十分な時間ではない
一貫性なく有効な勃起に至る

勃起不全

これまで一度も勃起に達したり勃起を持続できたことがない場合は、原発性EDと呼びます。以前は勃起に達することができた人が後にEDになった場合は、続発性EDと呼びます。

原発性EDよりも続発性EDがはるかに多くみられます。米国では、40~70歳の男性のうち約50%である程度発症し、その割合は加齢とともに増加します。しかし、EDは正常な加齢の一部とはみなされておられず、何歳でも治療に成功する可能性があります。

年齢を重ねるほどEDになる人は増えます。ただ加齢が原因だけではなく、不規則でアンバランスな食事や、運動不足、喫煙、お酒の飲み過ぎ、休養不足など悪い生活習慣のためEDになることがあります。

最近では、メタボリックシンドロームが関係することも分かってきました。逆に言うとEDの症状から基礎的な病気が見つかることもあるということです。

また、60歳以上では約半数の方が悩んでおり、高血圧症、糖尿病、前立腺肥大症にかかっている場合は、約40%近くの方にEDが合併しています。

また、20代、30代の方でもストレスなどが原因となる心因性EDになる方が増加しています。

こうして、勃起に至るまでの思い=メンタル、として考えると、勃起不全を考えるには色々にこまやかな症状が存在します。

・性欲はあり興奮もするのだが勃起には至らない
・挿入しても途中でペニスの硬さがなくなり抜けてしまう(中折れ)
・勃起をしても十分な硬さに感じられない
・いつも勃起しないというわけではない(パートナーに原因があるのかを考えてしまう)

このように色々な症状があります。

つまり、勃起をすることができないという状況は当然のこととして、陰茎の硬さを一定に保てない、勃起の状態を保つことができないなどといった、満足な性交に至るまでの道のりが閉ざされている状態は、いずれもED(勃起不全)ということになります。

ED(勃起不全)の原因

ED(勃起不全)の原因

勃起不全の原因

勃起不全が起こる原因は様々があります。中でも加齢によるEDはなかなか避けて通れない道です。誰もが加齢に伴い、性欲や勃起に対する機能が格段に衰えてしまうのです。

しかし、原因は人により異なる事を把握しましょう。ストレスや食事など生活習慣の乱れやお酒の飲み過ぎ、タバコや病気(糖尿病・高血圧・脂質異常症)などが原因の可能性があります。

誰もが加齢に伴い、性欲や勃起に対する機能が格段に衰えてしまうのです。原因は、動脈硬化など血流の流れが悪くなる原因と神経伝達の機能不全が原因です。勃起のメカニズムは、ペニスの血管に多くの血液が流れ込む事で、陰茎海綿体が膨張して勃起します。

そもそも勃起は、性的な興奮を感じて、その刺激が伝達されることで男性器に血液が集まり起こります。そして、性行為が終わるまで、その血液が流れ出ないように溜め込んでおくことで、勃起が維持できます。

EDは、上記の過程になんらか不具合が生じて起こると考えられます。原因には、主に以下の3種類があります。 ED(勃起不全)の原因は、大きく分けて3つのタイプに分別することができます。ストレスなど心理的な要因の心因性ED、血流や神経に起こる問題が原因の器質性ED、それ以外が原因の3タイプです。 お悩みの方は、まずは原因をしっかり把握する必要があります。

心因性ED

心因性ED

心因性EDは、予期不安や人間関係、心理的ストレスや抑うつなど、様々な心理的諸要因によって引き起こされるEDです。パートナーとの関係によって引き起こされることもあります。ある日突然発症し、夜間早朝勃起は正常にあるのが特徴です。性欲低下や過剰抑制などが症状としてあげられます。

心因性EDは心因により、2つに大別できます。「現実心因」と「深層心因」に分類されます。

現実心因―現実の日常生活における心身のストレスや心理的諸要因が原因・誘因

緊張過剰、あせり、過労、睡眠不足、心配事、家庭内不和、経済的困窮、パートナーとの感情的トラブル、性的無知、性的未熟、初体験、新婚初夜、早漏、過去の性交の失敗、失恋、嫁姑問題、性感染症、別居、短小コンプレックス、マスターベーションへの罪悪感、妊娠恐怖、不倫、事故や災難、職場のトラブルなどです。

深層心因―心の深いところの心理的原因・誘因

心の奥底にある深層部分に抑圧された屈折した様々な心理的要因が主な原因となっています。大半はそれを意識できていないのが特徴です。

抑圧された怒り、悲しみ、憎しみ、愛憎葛藤、欲求不満、幼少期における心的外傷体験、母子分離不全、エディプス・コンプレックス、ホモ・セクシュアル、去勢恐怖などです。

器質性 ED

器質性 ED

器質性EDとは、体に何らかの原因があって、物理的に勃起が阻害されるEDのことを指します。「糖尿病や動脈硬化など」とは言いましたが、実際には加齢、糖尿病、高血圧、テストステロンの低下、神経障害…などなど、非常にたくさんの「病気」が勃起不全の原因となります。

・血管性

勃起は、陰茎の海綿体に血液が充満することで起こる反応です。血管性EDの原因には、閉塞性動脈硬化症(ASO)や閉塞性血栓性血管炎(TAO)によるLeriche症候群、などといった様々なものがあります。その中で一番多い原因は「動脈硬化」です。

動脈硬化とは、動脈にコレステロールという塊が血管の壁に貼りついて、動脈が狭く硬くなってしまう病気です。つまり、動脈硬化によって動脈が狭く硬くなるのは、動脈が広くなる勃起の作用とちょうど反対のことなのです。

・神経性

勃起は、性的刺激を受ける中枢神経とその性的興奮を伝える末梢神経によってコントロールされており、神経障害があるとED症状がでる場合が多くなります。一般的には「脳血管障害やパーキンソン病による中枢神経の障害」、「脊髄損傷による脊髄神経の障害」、「膀胱がん摘出手術、前立腺がん摘出手術などによる抹消神経の障害」の3つが、神経性EDの主な原因とされています。

・内分泌性

内分泌はおおまかにいうと、男性ホルモンのテストステロンを指します。何らかの理由で、テストステロンの分泌が阻害されると、勃起や射精などを促進するドーパミンが増えず、勃起障害へと繋がります。「テストステロン」というホルモンは、簡単にいえば男らしさを保つための男性ホルモンです。

男性ホルモンが減少すると平滑筋が十分に緩まず、陰茎に流入する血液の量が制限され、勃起障害を引き起こします。内分泌性EDを引き起こす原因としては、性腺機能不全に伴うものや高プロラクチン血症、甲状腺機能亢進症・低下症などといった病気があります。

・外傷・手術

前立腺がん、前立腺肥大症、直腸がん、腎移植などの外科的手術や不慮の事故による脊髄損傷、骨盤の損傷などで、陰茎につながる血管の断裂や損傷が起きた場合には、こういった要因によって引き起こされる勃起不全が外傷・手術によるEDです。また、「勃たない」という一般的なEDのほかに、勃起時に陰茎が不自然に折れ曲がるペロニー病(陰茎形成性硬化症)もEDの一種として扱われます。

薬剤性ED

薬剤性ED

薬剤性EDは、病気治療で服用している薬が原因となっているEDです。つまり、服用している薬の副作用によって引き起こされているということです。

降圧剤:

「降圧薬」と「降圧剤」は、どちらも同じ意味で、文字通り「血圧を下げるための薬」のことです。薬剤性ED発症を報告されている主なものとしては、 利尿剤(サイアザイド系、スピロノラクトン系)、Ca拮抗剤、交感神経抑制剤、β遮断剤です。 ACE阻害剤やアンジオテンシン受容体拮抗剤も海外の研究ではED発症に関連があると報告されています。

精神神経用剤:

ドパミン作動神経活性抑制、セロトニン作動神経活性促進に関係する薬です。高血圧、高精神病、躁病、うつ病などの治療に使用されます。性中枢において、ドパミンの減少・セロトニンの増加に作用する薬です。ドパミン活性の低下、セロトニン活性によるドパミン活性の抑制などで性欲低下をもたらします。

ホルモン剤:

ホルモン剤は癌治療や、AGAなどに使用されているものの中に、 薬剤性ED発症が示唆されているものが有ります。 主なものとしてエストロゲン製剤、抗アンドロゲン、LH-RHアナログ、5α還元酵素阻害剤などです。

抗潰瘍剤:

抗潰瘍剤は胃潰瘍、十二指腸潰瘍などに使用されるものの中に、 薬剤性ED発症が示唆されているものが有ります。 主なものとしてスルピリド、メトクロプラミド、シメチジン等です。

脂質異常症治療剤:

脂質異常症治療剤はコレステロールや中性脂肪を低下させるものの中に、 薬剤性ED発症が示唆されているものが有ります。 主なものとしてはスタチン系、フィブラート系です。

呼吸器官・アレルギー用剤:

呼吸器官・アレルギー用剤は気管支喘息やアレルギー症状を緩和させるものの中に、 薬剤性ED発症が示唆されているものが有ります。 主なものとしてステロイド、テオフィリン、β刺激剤、抗コリン、抗ヒスタミンなどです。

消炎鎮痛剤:

消炎鎮痛剤は痛み止め、熱さましを主務とする製剤です。この中ではNSAIDs:非ステロイド系消炎鎮痛剤が薬剤性ED発症が示唆されています。

早期改善のためには、まず病院へ足を運ぶことが大切です。普段、薬を処方してもらっている主治医に相談するのはもちろん、ED治療を専門に扱うクリニックに足を運んでみるのも良いでしょう。根本的なEDの改善には、時間と根気が必要です。生活習慣を正すことで、ED改善だけでなく生活習慣病の予防にも役立ちます。